歯磨きって必要?
みなさん、こんにちは!
シッターの佐藤です!
今回は歯磨きについてお話したいと思います(^^)
歯磨きってなぜ必要なの?
まず、なぜ歯磨きが必要なのかお話したいと思います!
「犬や猫には人のような虫歯はない」と言われています!
このお話をすると、じゃぁ歯磨きは必要ないのでは?というお声をよく耳にします。
ですが、犬猫の場合は歯磨きをしないと汚れがどんどん蓄積していき、歯石が付いてしまい、口臭も発生してしまいます。
特に猫よりも犬の方が歯石が付きやすいと言われています(´-`)
歯石は24時間経過すると付くと言われており、一度付いてしまうとその上に何層にも重なって付いてしまいます。
歯磨きをすることで歯石が付くのを予防できます☆
また、歯肉炎などの歯周病が起き、悪化すると歯の周りの骨や皮膚にも影響し、歯が抜けてしまったり、炎症が起きてしまったり、最悪の場合溜まった膿が破裂してしまう事もあります(;;)
炎症がひどいと、痛みが出るのでごはんを食べなくなってしまう子もいます。
中でも動物病院で多い症状は、頬が化膿している、穴が開いてしまっている、といった症状です。
頬に症状が出ているため、歯が原因と気づかれない方が多いです。
頬を触ってみると歯の上に位置していることが分かるかと思います。
この症状の場合も、数日前から食い付きが悪くなったという子もいますので、ごはんを食べなくなった場合は体調の他にお口のチェックもしてみましょう♪
歯石は奥歯の外側に1番付着しやすいため、前歯だけではなく、奥歯に歯石がどのくらい付いているのか把握しておくことが大切です!
予防の注射などで動物病院に行った際に一緒に歯石も見てもらうといいでしょう☆
歯石が付いていたらもう歯磨きは必要ないの?
1度付いてしまった歯石を歯磨きで取ることは難しいですが、付いてしまったあとでも歯磨きをすることで予防することが出来ます!
歯磨きをしないと、年齢差は多少ありますが、5歳くらいで1度歯石除去を行う子が多いです。
歯石を取る場合は一般的には全身麻酔をかけて処置を行います。
ですが、年齢や体調によっては、麻酔をかける事が出来ずに取ることが出来ない場合もあります。
無麻酔で行う方法もありますが、細かい部分まで100%取る事が難しく、また嫌がってしまい傷がついてしまった場合はその傷に歯石が付きやすくなってしまいます。
動かないように歯の処置を行うため、嫌がってしまう子も多く、ストレスやトラウマになってしまう子もいます(´о`)
血液検査などで問題なく、全身麻酔がかけられるのであれば、麻酔をかけての処置をお勧めいたします!
1度取ってしまい、ケアをしてあげると生涯で歯石除去は1度で済む場合もありますので、歯石除去を行った場合はその後の歯磨きを頑張ることが大切です♪
年齢を重ねて、今まで歯磨きしたことなかったから、、と諦めてしまう方が多いですが、高齢になってから麻酔をかけて処置を行わなければいけなくなってしまうことが多いです。
痛みがあり処置したいのに、高齢が原因で麻酔がかけられず、痛み止めで対応するしかない場合が出てきます。
諦めずにシニアになってからでも、歯磨きを始めるのは遅くないですよ(^▽^)
頑張りましょう!!
次回は歯磨きの仕方や、歯磨きが苦手な子へのアドバイスをお話したいと思います♪
ケアペッツ鎌倉店 佐藤