高齢犬とのお散歩は?
皆様、こんにちは!
高齢のわんちゃんを飼われている飼い主様!
わんちゃんとのお散歩で困っていることはございませんか?
人も動物も年齢と共に体は衰えてきます。
今回はシニア犬とのお散歩の際に注意することについて書きたいと思います!
【どうしてお散歩するの?】
・運動機能の維持
高齢のわんちゃんは短い距離でも歩くことが大切です。
歩くことで固まりがちな筋肉や関節をほぐし、血流が良くなります。
また、急に運動すると足腰を痛めてしまうこともありますので、
お散歩の前には軽くウォーミングアップ代わりにマッサージが足の曲げ伸ばしを行ってあげると怪我を防げます。
・気分転換
室内外の子はお外に出て日の光を浴びたり、お外の空気を感じたりするだけでも気分転換に繋がります。
お散歩が苦手で歩きたがらない、また足腰が弱ってしまって歩けなくなってしまった場合にはベランダで日向ぼっこしたり、抱っこしたりカートに乗ってお散歩に行くと良いですよ!
・健康状態の確認
長年住んでいるお家では問題なくても、お外に出ると普段気付きにくい変化に気付けることがあります。
例えば外に出ると物や壁にぶつかるなどの様子が見られたら視力が低下しているかもしれません。
暗い時間帯のお散歩は避けましょう。
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【シニアさんのお散歩の仕方】
・首輪よりもハーネス
首輪を使っている方はわんちゃんの首や気管に負担がかかってしまいますので、ハーネスに変更すると良いと思います!
また、ハーネスでも色々な種類があり、さらに体への負担を考えた作りになっているものもありますよ!
首輪は首に負担がかかってしまうからといって首輪を緩くするのは、
お散歩中に首輪が抜けてしまう危険があるのでやめましょうね!
【おうちでも排泄できるようにする】
「お家で排泄せず、お散歩のときにする」というわんちゃんも多いですが、
老化や病気などにより、今まで我慢できたトイレも我慢できなくなることがあります。
また、免疫が落ちている高齢のわんちゃんはおしっこを我慢すると膀胱炎になりやすいです。
若いうちにトイレトレーニングをし、自宅でも排泄できるようにしておくと良いと思います。
すでにお散歩の時にしかトイレをしない習慣になってしまい、直すのが難しい様であればお散歩に行く回数を増やして、わんちゃんが我慢しなくても良いようにしてあげましょう。
【高齢の子のお散歩で注意すべきこと】
高齢になると体温調節が上手くできなくなります。
寒い場合は室内との寒暖差で心臓に負担がかかりますので洋服を着せてあげたり、暑い場合は朝晩の涼しい時間に行くようにし、こまめに水分補給を行ってあげてください。
お外に出る前にウォーミングアップもかねてマッサージを行うと怪我も防げますよ!
【補助歩行でのお散歩】
腰が弱ってきてしまい歩くのが困難な子はお家にあるバスタオルを使い腰の辺りを支えてあげると歩きやすくなります。
また足が上手く上がらず後ろ足を引きずってしまう子は、地面にこすれて足を怪我しやすい為、靴を履かせてあげると良いですよ!
【まとめ】
いつまでも元気でいてほしいですが、どうしてもだんだんと体は衰えてきてしまいます。けれどお散歩は健康のため欠かせません!
年齢と共に出てくる体の変化に合わせてお散歩を行うことで
わんちゃんの負担を減らしてあげましょうね♪
ケアペッツ鎌倉店 小澤