シニアさんのご飯事情
皆様、こんにちは!
昔に比べるとわんちゃんねこちゃんも長生きになりましたよね。
それには医療が発展したり、情報が手に入りやすくなってペットの異変に気付けたり、普段食べているご飯の質が良くなったりと時代の変化が影響しています。
しかし、わんちゃんねこちゃん達が長生きすると嬉しい反面、様々な問題にも多く直面します。
今回はシニアになってからのご飯について、気を付けてあげたいことをお伝えします!
<ご飯の選び方>
若いときと同じフードをあげていませんか?
歳をとってくると体に必要な栄養バランスが変わってきます。
7歳頃になったらシニア用フードへの切り替えを考えましょう。
シニア用フードは低カロリーに設定されており、運動量が少なくなったシニアさんでも肥満になりにくくなっていたり、膝や腰の関節の健康のために人間でもよく耳にするグルコサミンやコンドロイチンなども配合されています。
また、処方食といって、病気の子用に考えられたフードもあります。
病気によっては摂取を控えたほうが良い栄養素もあります。
獣医さんに相談すると、おすすめのフードを教えてくれると思います。
ご飯の形状もドライフード、セミモイスト、ウェットフードと様々あります。
シニアになると歯周病や歯肉炎で堅い物を嫌がることがあるため、食べにくそうにしていたら柔らかい物へ切り替えても良いと思います。
ご飯の形状の違いは水分量の違いでもあります。
ウェットフードにすると、ご飯と一緒にお水を摂取することができるので脱水を防ぐことができますよ!
<ご飯のあげかた>
歳をとってくると頑固になり、食の好みにもうるさくなります。
今まで食べていたご飯を食べなくなったといった経験はありませんか?
わんちゃんねこちゃんは嗅覚が発達している為、ご飯の香りを引き立ててあげると
食べてくれることがあります。
普段のフードをお湯でふやかしたり、レンジで温めてあげるだけでも違いますよ!
ご飯の種類を変えてあげるのも方法のひとつですが、好みに付き合っていると、どのご飯も食べなくなってしまいます・・。
トッピングやあげ方の工夫でわんちゃんねこちゃんの食欲をそそってあげましょう!
ご飯をあげるときは、台に乗せて高くしてあげると、首に負担がかからず食べやすいです。
また、食べやすいように器が斜めにセットできる台なども売られていますよ!
気になる方はチェックしてみて下さい♪
足の踏ん張る力がなくなってきてしまった子は、後ろ足を支えてあげるか、伏せをした状態で器をお顔のそばに持っていって補助してあげると良いです。
<まとめ>
体はご飯から作られます!
毎日食べるご飯だからこそ、工夫をしてペット達が健康に長生きできるようにしてあげましょう♪
ケアペッツではスタッフが全員動物看護師の資格を持っております。
栄養管理のアドバイスも行えますので、何か気になることがあれば、いつでもご連絡くださいませ♪
小澤